不用品処分の7つの方法と処分の際の注意点について詳しく解説!
不用品を処分する方法は、使える物と使えない物によって異なります。不用品処分の方法を間違えると、損をしたり周りに迷惑をかけたりしてしまうかもしれません。そこで本記事では、まだ使える不用品と使えない不用品に分けて処分する方法を解説します。不用品処分の際の注意点についてもお伝えするので、不用品の処分を行う際の参考にしてください。
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まだ使える不用品を処分する方法
不用品を処分する際は、まだ使えるかどうかを考えてみることをおすすめします。まだ使えるのにそのまま捨てるのは、もったいないからです。まだ使える物は、処分の仕方によっては臨時収入にもなります。ここでは、まだ使える不用品を処分する方法を3つ紹介します。
- 友人や知人に譲る
- 不用品買取専門店で買い取ってもらう
- オークションやフリマサイトで売る
友人や知人に譲る
まだ使える物は、友人や知人に譲ることを検討しましょう。家電やベビー用品など、必要としている友人がいるかもしれません。譲る際は、現物の写真を撮っておいたり、実際に見てもらったりするとスムーズに引き渡せます。引越しの予定など、不用品を処分したい期日がある場合は、時間に余裕をもって連絡すると安心です。ただし、友人や知人に譲る際には次の3点を確認してください。
- 汚れていないか
- 傷や穴などがないか
- 家電の場合は正常に動作するか
譲る物が汚れていたり壊れていたりすると、相手を不愉快な気分にさせてしまいます。また、譲る際には無理やり押し付けることがないように、連絡の仕方にも注意しましょう。
不用品買取専門店で買い取ってもらう
不用品買取専門店で買い取ってもらう方法もおすすめです。不用品買取専門店に持ち込むのもいいですが、出張や宅配買取に対応している業者もあります。出張費や配送料、査定料が無料な業者もあるので、余計な費用をかけずに買い取ってもらえるでしょう。
オークションやフリマで売る
洋服や小物などの小さな不用品なら、オークションやフリマで売るのも一つの手です。ブランド物の洋服なら、不用品買取店よりも高く売れる可能性があります。時間がある人は、オークションやフリマを利用し、納得のいく価格で買い取ってもらうといいでしょう。
もう使えない不用品を処分する方法
壊れてしまった家電や汚れが目立つ家具など、もう使えない不用品は、物の大きさや種類などによって処分の仕方が異なります。ここでは4つの方法を紹介するので、不用品に合った処分の方法を選択してください。
- 販売店に引き取ってもらう
- 自治体で粗大ごみとして処分する
- 引越し業者に回収してもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
販売店に引き取ってもらう
販売店によっては、不要となった物を引き取ってもらえます。家電や家具、洋服など、引き取りをしている販売店はさまざまです。また、買い替えと処分では、異なる部分があるので、それぞれ解説します。
買い替えの場合は、販売店で処分をしてもらうと手間がかかりません。たとえば冷蔵庫や洗濯機などは、新しい物を搬入してもらう際に引き取ってもらうことも可能です。ただし、販売店によっては、持ち込みのほうが安い、搬入と同時に引き取ってもらえないなどのケースもあります。料金や運搬条件などは事前に確認しておくと安心です。
処分だけを依頼する場合は、買い替えよりも料金が高く設定されていることがあります。持ち込みか訪問回収かによっても料金は異なるため、事前に確認しましょう。
自治体で粗大ごみとして処分する
大きな不用品は、自治体で粗大ごみとして処分できます。自治体によって料金や回収の仕方などが異なるため、自治体のホームページや窓口などで確認してみましょう。一般的には、粗大ごみの回収は有料で、申込みが必要なところが多いです。回収までに時間がかかることもあるため、時間に余裕をもって申し込むといいでしょう。
引越し業者に回収してもらう
引越し業者によっては、不用品の「引き取り」と「買い取り」に対応しています。買い取りを行っていない業者は多いですが、大手の引越し業者のほとんどでは引き取りは行っています。費用は業者によって異なるので、事前に確認が必要です。また、全ての不用品を引き取ってもらえるわけではないため、対象になっている物かどうかも確認しておきましょう。
不用品回収業者に回収してもらう
自治体での回収や引越し業者の引き取りでは対応できなかった物については、不用品回収業者を検討してみましょう。引き取り対象としている物が多いため、一気に不用品を処分したい人には最適です。電話やインターネットから申し込みでき、自宅まで回収に来てもらえるので手間もかかりません。
不用品処分の際の注意点
不用品処分の際には注意点があります。トラブルにあわないためにも「家電リサイクル法で指定された物の処分」と「無料回収業者の利用」について理解した上で処分を進めてください。
家電リサイクル法で指定された物の処分
家電リサイクル法とは、廃棄物を減量して資源の有効利用を推進するためにつくられた法律です。この法律により、一般家庭や事業者などから排出された家電製品の有用な部品や材料がリサイクルされています。対象となる家電は、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4点です。
これらの家電を引き取ってもらうときには、リサイクル料金がかかります。リサイクル料はメーカーによって異なるので、事前の確認が必要です。また、収集・運搬料金も各小売業者ごとに異なるので注意してください。
無料回収業者の利用
無料回収業者の利用には注意が必要です。なぜなら、なかには正式な手続きを踏んでいない違法業者がいるからです。不用品回収を行うためには、各自治体から許可を取得する必要があります。自治体からの許可を得ていない業者は違法業者の可能性が高いため利用を控えましょう。
特に「無料回収します」といったチラシを配ったり、スピーカーで宣伝したりする業者は注意してください。無料で処分してもらったと思ったら、実は違法に転売されていたり、個人情報が流出させられていたりといったトラブルがあります。さらに、高額な処理料金を請求されたという事例もあるので、注意するに越したことはありません。
許可を得ている事業者かどうかは、公式ホームページなどで確認してみましょう。
効率よく安全に不用品処分を行いましょう
不用品を処分する方法はさまざまあります。使える物とそうでない物によっても、処分の方法は異なります。一度に多くの不用品を処分したいという場合は、不用品買取業者に依頼すれば効率よく処分を進められるでしょう。ただし、無料回収業者は大変危険なので、市区町村の許可を得ている安全な業者に依頼してください。