汚部屋を片付ける5つの手順!汚部屋に戻さないポイントも紹介
掃除や片付けを怠ると、いつの間にか汚部屋となってしまうことも少なくありません。汚れや物が溜まると、その分片付けも大変になり、どこから手をつけていいかわからなくなってしまったという人もいるでしょう。そこで本記事では、汚部屋を片付ける手順と汚部屋に戻さないためのポイントについて解説します。片付けを進めて汚部屋から脱却しましょう。
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汚部屋を片付ける5つの手順
汚部屋を片付けるのは簡単ではなく、やり方を間違えると時間ばかりかかって、片付けが終わりません。ここでは5つの手順を紹介するので、片付けを始める前に確認してみてください。
- 道具を用意する
- 物を分ける
- 不用品を処分する
- 収納場所を決めて整理する
- 掃除をする
道具を用意する
まずは道具を用意しましょう。物を処分するための道具と掃除するための道具が必要です。
物を処分するための道具 |
掃除するための道具 |
---|---|
・ごみ袋 ・紐 ・ガムテープ ・段ボール |
・雑巾 ・洗剤 ・掃除機 |
先に収納用品を用意しようとする人もいますが、収納用品は後で構いません。物が多い状態では、必要な物とそうでない物の区別もつかないため、足りなかったり余ったりするためです。収納用品は、適切な量がわかってから揃えましょう。
物を分ける
まずは家の中の物を分けていきます。物を分ける順番は次のようにしましょう。
- 明らかにごみと分かる物を捨てる
- エリアごとに全ての物を出す
- 必要な物とそうでない物に分ける
紙くずや空き箱など、明らかにごみとわかる物を最初に捨てていきましょう。ごみ袋を持ちながら各部屋を回り、ごみをどんどん捨てていくことで、物が減っていきます。
ごみを捨てたら、次はエリアごとに全ての物を出していきましょう。最初は物が少ない小さなエリアから始めることがおすすめです。全ての物を出したら、必要な物とそうでない物に分けていきます。「しばらく使っていない」「汚れている」「壊れている」といった判断基準で分けていくと進めやすくなります。どうしても判断に迷う物はいったん保留にしてまとめておき、時間が経ってから再度検討しましょう。
不用品を処分する
必要でないと判断した物は処分していきましょう。不用品は1つの部屋にまとめておき、それぞれの品物にあった方法で処分します。
収納場所を決めて整理する
必要と判断した物は、収納場所を決めて整理していきます。収納場所を決めるポイントは、同じカテゴリーごとにまとめることと、生活動線を考えることです。同じカテゴリーごとにまとめておけば、出したりしまったりするときに迷いません。また生活動線を考えて収納すれば、スムーズに出し入れできるでしょう。
掃除をする
物の処分と収納が終わったら、掃除をします。まずは大きなゴミを拾って掃除機をかけていきましょう。その後で、雑巾を使って床や棚などの汚れを丁寧に落としていきます。
不用品処分の方法
不用品によって処分の方法が異なります。まだ使える物ともう使えない物に分けて、不用品処分の方法を紹介します。
まだ使える物
まだ使える物の処分方法は主に次の3つです。
- 友人や知人に譲る
- フリマやオークションで売る
- 不用品買取専門店に売却する
友人や知人に譲る場合は、不用品が汚れていないか、壊れていないかをよく確認しましょう。譲りたい物がある場合は、不用品の写真を撮って事前に連絡をすると、スムーズに引き取ってもらえます。
フリマやオークションで売るという方法もおすすめです。写真を撮ったり値段をつけたりといった手間はかかりますが、自分の希望の金額で売れる可能性があります。出品準備や発送手続きが苦にならないという人は、フリマやオークションに出品してみましょう。ただし、必ず売れるとは限らないので、売れなかった場合の処分方法も考えておくと安心です。
まとめて処分したい場合は、不用品買取専門店に売却するという方法もあります。店に直接持ち込めば即日で査定して現金化してもらえます。不用品が多い近くに店がないなどの場合には、出張買取や宅配買取に対応している業者を選びましょう。
もう使えない物
もう使えない物の処分方法は主に次の3つです。
- 自治体に回収してもらう
- 販売店に回収してもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
まずは、自治体の資源ごみや粗大ごみとして回収してもらう方法があります。回収方法や回収日、かかる費用については自治体ごとに異なるため、確認しましょう。販売店によっては、家電や家具などを回収しています。買い替えのタイミングで回収してもらうこともできます。一度にまとめて処分したいときには、不用品回収業者に依頼するのが最適です。
汚部屋に戻さないためのポイント
片付けた後に気が緩むと、すぐに汚部屋に戻ってしまいます。汚部屋に戻さないためには次の3つのポイントに気を付けてください。
- 物を増やしすぎない
- 定期的に持ち物と収納の見直しをする
- 1日1回は片付けをする
物を増やしすぎると、片付けが大変になりすぐに汚部屋に戻ってしまいます。1つ新しい物を購入したら、古い物を1つ捨てるなど、物を増やしすぎないように心がけましょう。目安は、床が見えることと、収納場所が溢れていないことです。床が見えない、収納場所が溢れている状態は、物が多い証拠です。
物が増えすぎないように、定期的に持ち物と収納の見直しをすれば、きれいな状態ををキープできます。また、汚部屋に戻さないためには、継続して片付けることも大切です。1日5分間でもよいので、物を元の場所に戻して簡単に掃除をする習慣をつけましょう。
片付けをして汚部屋から脱却しましょう
床が見えないほどの汚部屋では、本記事で紹介した5つの手順で片付けをしてみてください。最初は時間がかかるかもしれませんが、一度スッキリとさせて汚部屋に戻さない仕組みを作っていきましょう。