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生前整理のやることリスト!何から始めるか具体的な内容を解説

生前整理のやることリスト

 

近年は、亡くなった後に家族に迷惑や負担をかけたくないという思いから、生前整理を行う人が増えています。そのため、体力のあるうちに始めようと考える人もいるでしょう。しかし、いざ始めると、何をするべきなのか、具体的な内容がわからないこともあります。そこでこの記事では、生前整理について、行う理由ややることリストをご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

生前整理とは

生前整理とは、元気なうちに持ち物をまとめたり、不用品を処分したりすることです。身の回りを整理することで、亡くなった後の遺族の負担を減らします。また、持ち物の片付けやお金の管理を行うと、老後の不安を減らすことにもつながるでしょう。

生前整理のやることリスト

生前整理でやることは、以下の6つです。

 

  1. 身の回り品の整理
  2. デジタルデータの整理
  3. 不用品の売却・処分
  4. 契約関係の整理
  5. 財産分与の検討
  6. エンディングノート・遺言書の作成

身の回り品の整理

生前整理では、身の回り品の整理をします。書類や本、洋服、家具家電、思い出の品など部屋にあるものを全て確認し、必要なものと処分するものに分けます。

 

また、マイナンバーなどの身分証やカード、印鑑、通帳、年金手帳などの貴重品は、死亡後に手続きで使うため、1箇所にまとめるとわかりやすいです。保管場所についても、家族に伝えたり、ノートに書いたりしてわかるようにしましょう。

デジタルデータの整理

生前整理では、デジタルデータを整理することも大切です。スマホやパソコンの暗証番号、SNSやアプリのIDとパスワードなど、ロックをかけているものは、解除方法をノートにまとめます。

 

写真や動画など見られたくないデータがある場合は、ロックをかけて死亡後に削除するようノートに記載すると良いでしょう。近年は、デジタルデータの解約ができず、遺族が困るというケースが多いため、メモする必要があります。

不用品の売却・処分

部屋の中を整理したら、使わないものを処分します。処分する時は、買取できそうなものはリサイクルショップやフリーマーケットを活用して売却します。使い古したものや値段がつけられない思い出の品は、一般ゴミでの処分やお寺や神社でお焚き上げしましょう。処分すると老後にすっきりと暮らすことができ、遺品整理の負担も軽減できます。

契約関係の整理

サブスクや習い事など、有料契約しているものがあれば、金額や支払い方法、契約更新日などをノートに書き出します。解約手続きができないと支払い負担が発生して遺族の負担になるので、退会方法もまとめることが大切です。

財産分与の検討

生前整理では、資産と負債の把握をして、財産分与を考えることも大切です。まず、現金や預貯金、株式、不動産、貴金属などの全ての資産を確認します。次に、借金やローンの負債額を確認し、残り何年支払うのかなども計算します。資産と負債を確認したら、財産目録という形でノートや紙にわかりやすく書きましょう。目録があると視覚的にわかるので、財産分与を考えやすくなります。

遺言書・エンディングノートの作成

財産分与を決めたら、遺言書を作成します。法的効力がある文書なので、法律に則った形式を守りましょう。遺言書に書けないことは、エンディングノートに記載します。

 

ノートには自分の基本情報や貴重品の場所、葬儀や医療の希望、デジタルデータのことなどをまとめて書くと、遺族が確認しやすいです。また、家族や友人への感謝の気持ちなども綴っておくと、残された人の心のケアにつながるでしょう。

生前整理は少しづつ進めていきましょう

生前整理とは、元気なうちに持ち物をまとめたり、いらないものを処分したりすることです。整理すると死亡後に遺族が行う遺品整理の負担を減らせるので、家族に迷惑をかけたくないという思いから始める人が増えています。

 

主にやることは、身の回り品やデジタルデータの整理と処分、資産と負債の把握、遺言書やノートの作成などです。一度にやると負担が大きいので、体力のあるうちに少しずつ進めていきましょう。

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