ゴミ屋敷にしやすい男性の特徴は?原因や解決方法を紹介
ゴミ屋敷を作ってしまう男性には、どのような特徴があるのでしょうか。今回は男性がゴミ屋敷を生んでしまう原因について、ご紹介します。
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ゴミ屋敷になりやすい男性の特徴
ゴミ屋敷を生みやすい男性には、共通した特徴が見られます。もし自分の家・部屋が散らかっていると感じたら、以下のような特徴を持っていないか確認してみましょう。
自分で家事ができない
料理・洗濯・掃除などを親に任せっきりだった場合、いざ1人暮らしを始めると家事のやり方がわからないというケースがあります。ついつい物やゴミを放置してしまい、気がついたらゴミ屋敷になっていたというケースも少なくありません。
ストレスや疲れを抱えやすい
仕事で大きなストレスを抱えたり、多忙過ぎて疲労が溜まったりしていると、プライベートで無気力状態になってしまう場合があります。汚れた部屋に関心がなくなり、片付けやゴミ捨てができないなど、さまざまな理由で部屋が散らかっていきます。こうした精神状態が、ゴミ屋敷を生んでしまうことも多いのです。
物事を先延ばしにしがち
嫌なことや面倒なことを、つい先延ばしにしてしまう性格の男性もゴミ屋敷を作り出しやすくなっています。掃除や整理整頓・ゴミ捨てを定期的に行っていれば、家がゴミだらけになることはありません。しかし、面倒ごとが嫌いでついサボってしまうことから、最終的にゴミ屋敷化してしまうのです。
孤独を感じやすい
男性の中には強い孤独感を感じると、気持ちを紛らわせるために部屋をゴミや物で埋めてしまう性質を持つ人がいます。自分自身が何かに囲まれることにより、寂しさや不安感を解消し、安心感を得ようとしているのです。また大切な人を亡くすなど、大きな喪失感が生まれた際も、同様にゴミ屋敷を生みだしてしまう可能性があります。
特性や精神的な病気の可能性も
ゴミ屋敷を生みだしてしまう背景には、精神的な疾患や生まれ持った特性が関係してくる場合もあります。以下に当てはまる場合、片付けやゴミの処理に対する意欲などが低下している可能性があるため、気になったら専門医に相談しましょう。
セルフネグレクト
自身の健康や健全な生活に無関心になってしまい、自己管理も行えなくなってしまうのが、セルフネグレクトの症状です。掃除や片付けにも意識がいかなくなり、ゴミ捨ても放置するようになります。ひどい場合は、汚れた服を平気で着続けるなど、身なりすら気にしなくなることもあります。自身では気付かない例も多いため、周りが気付いたら専門医の受診を勧めましょう。
うつ病
うつ病の症状の一つとして、何事にも無気力になるというものがあります。部屋を綺麗にするための行動ができなくなり、ゴミや物を放置してしまうのです。突然部屋が汚くなりはじめ、意欲・食欲の低下や不眠・無気力といった症状を感じたら専門医に相談してみるのも良いでしょう。
認知症
認知機能に支障がある場合、家が散らかっていることにすら気付かない可能性があります。掃除の仕方やゴミの出し方なども忘れてしまうことから、家がどんどんゴミ屋敷になってしまうのです。認知症は高齢者だけでなく、若年性認知症も存在します。自身の記憶力に違和感を感じたら、専門医に相談しましょう。
アスペルガー症候群
発達障害の一種で、自閉スペクトラム症とも言われます。特性のひとつに「こだわりが強い」というものがあり、これが物に向いてしまうことで物が捨てられず、ゴミ屋敷化してしまうことがあります。周りから見ればゴミに見えるものでも、手放せないことも多く、次第に物が溢れていってしまうためです。自分から捨てさせるのは難しいので、上手に付き合いながら必要に応じてサポートしましょう。
男性がゴミ屋敷から抜け出すには
まずは、自分の部屋がゴミ屋敷であることを認識することが大切です。その次に、散らかってしまう原因を考えましょう。掃除が苦手、極度の面倒くさがりなどの場合は、他人の手を借りながら解決していくのがおすすめです。また、精神的な疾患が原因の場合は、片付けはプロの業者に任せながら、自身は心のケアに努めることが大切です。
ゴミ屋敷は業者の手も借りて対応しよう
ゴミ屋敷を作り出してしまう男性には、メンタル面を含めたさまざまな共通点があります。ゴミ屋敷を片づける事も大切ですが、なぜゴミ屋敷を作ってしまうのか、その原因を考えることも大切です。原因がわかれば対処法も見えてくるため、周りの協力も借りながら対処していきましょう。
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