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ゴミ屋敷に出る害虫は?虫の種類や人体に及ぼす影響を解説

害虫駆除に使う殺虫剤

 

ゴミ屋敷の処理で、厄介なもののひとつが「害虫」です。今回は、ゴミ屋敷に出没しやすい害虫の種類や人に及ぼす影響、適切な駆除方法についてご紹介します。

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ゴミ屋敷に現れる害虫

ゴミ屋敷では、以下のような害虫の発生率が高いです。

 

  • ハエ・コバエ
  • ゴキブリ
  • アシダカグモ
  • シミ
  • チャタテムシ
  • ウジ虫

 

それぞれについて、詳しく紹介していきます。

ハエ・コバエ

ハエやコバエは、ゴミ屋敷で出現率が最も高い害虫です。きちんと片づけをしている、一般家庭の生ごみからも発生しやすい虫になります。そのためゴミ屋敷ともなればおびただしい数の発生が確認できるでしょう。ハエは生ごみや食べ残しなどの腐敗臭を好むため、ゴミ処理が不十分な場所に集まってきます。

ゴキブリ

ゴキブリは、ゴミ屋敷に必ずいると言っても過言ではない害虫です。ゴキブリにとって、ジメジメと湿度が高く、通気性の悪いゴミ屋敷は、うってつけの住処です。大量発生した場合、駆除だけでも多くの作業時間を取られるため、厄介な害虫です。

アシダカグモ

アシダカグモは、全長13cm程にも及ぶ長い足を持ったクモです。ただし、アシダカグモはゴキブリやハエなどを捕食する「益虫(人にとって役立つ昆虫)」としても位置づけられています。「いても問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、アシダカグモがいるということは餌になる害虫が豊富な証拠です。アシダカグモの存在を確認したら、他の害虫が発生している可能性が高いと思ったほうが良いでしょう。

シミ

シミ(紙魚)は3本の長い尾と2本の触角、銀色に光るウロコを持つ体長8~10mm程の虫です。漢字名の通り、紙類が好物で本や紙類の山を住処にしています。また、床の溝や壁のひび割れなど小さな隙間にも入り込む習性も。寿命が7〜8年と長く、一度発生すると駆除しない限り増え続けます。

チャタテムシ

チャタテムシは、主にお米や小麦粉等の中に潜伏する全長1~2mm程の小さな茶色い虫です。カビが主食で、湿度が高くホコリが溜るような環境を好みます。そのため、通気性が悪い場所が多いゴミ屋敷はチャタテムシにとって絶好の繁殖場所です。チャタテムシはメスだけで繁殖できる特殊な個体のため、放置すればどんどん増殖します。

ウジ虫

ウジ虫は、ハエの幼虫です。出現率が低いため、見つけたらゴミ屋敷の状態が深刻だと考えたほうがいいでしょう。ハエは1度に50〜100個以上の卵を産み付け、ウジ虫は2週間程度で成虫になるため、家の中は一気にハエで溢れます。ハエは病原菌を運ぶ害虫でもあるため、数が多いほど健康リスクが上昇します。

ゴミ屋敷の害虫が及ぼす影響

ゴミ屋敷に出現する害虫は、人間の心身にさまざまな影響を及ぼします。以下では、害虫の発生が及ぼす被害について詳しく解説していきます。

精神被害

虫が苦手な人にとっては、見るだけで心理的な嫌悪感と不快感をもたらします。また、害虫が潜んでいると思うだけで、心配で落ち着かない・眠れないといった精神的症状が起こる可能性があるため注意が必要です。

衛生被害

害虫の中には菌・ウィルスなどの病原体を保有しているものも多数います。触れることで、感染症や疾病を発症するケースも少なくありません。最悪、命に関わる場合もあるため害虫の発生は見逃してはいけないのです。

ゴミ屋敷の害虫駆除は専門業者へ依頼

ゴミ屋敷に住み着く害虫はさまざまな種類がいるため、素人では手に負えないケースがほとんどです。そのため、確実に駆除するためには専門業者の手を借りるのが一番安心です。専門業者へ依頼すれば駆除はもちろん、外部からの侵入対策、再発生を予防対策まで行って貰えます。

害虫の被害は多岐にわたるため適切な駆除が必須

ゴミ屋敷の害虫は、精神的・肉体的に大きな被害をもたらします。部屋の片付けも大切ですが、害虫を見かけた場合は早めに適切な駆除を行ってください。また個人での処理が難しいと感じたら、迷わず専門業者へ相談しましょう。

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