ブログ


【SDGs】リサイクル・リユース・リデュース?3Rの意味を解説

リサイクル・リユース・リデュースと書かれた紙

 

2030年までに、より素晴らしい世界の実現を目指すための目標「SDGs」。SDGsにおける取り組みの中でも、私たちが取り組みやすい活動の一部にリサイクルやリユース、リデュースなどがあります。本記事では、SDGsにおける3R(リサイクル・リユース・デュース)について、徹底解説します。環境保全のために自分ができることをお探しの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

リサイクルとは

リサイクルとは、不要になった物を他の物の原材料やエネルギー源に加工して、再生利用することを指します。リサイクルの対象は多岐に渡りますが、缶や瓶、ペットボトルなどが主流です。リサイクル加工を行うのは業者ですが、ゴミの分別をきちんとすることや資源回収に協力することで、消費者もリサイクルに貢献することができるでしょう。

リユースとは

リユースは、既に使用された製品を再利用することを指します。リサイクルとの違いは、物の形を変えることなく、そのまま使用する点です。具体的には、使わなくなったものの修理や交換、寄付、リサイクルショップの活用などが挙げられます。

リデュースとは

リデュースは「ゴミを減らす」ことです。リサイクルやリユースも大切ですが、リデュースは常に意識できることの一つであり、少し気をつけるだけでも消費者としての行動に変化が現れます。企業ができるリデュースの取り組みには、製品の耐久性の向上や、製造過程で使用する資源の量を減らすことなどが挙げられます。

SDGsと3R(リサイクル・リユース・リデュース)の関係

SDGsには17個の目標がありますが、その中でも3Rに特に深く関わるものをご紹介します。

目標12「つくる責任つかう責任」

世界には、日常生活すらままならず、必要な資源すら確保できない人々が少なくありません。その一方で、先進諸国によりたくさんの資源が無駄に消費され、地球上の資源の生産が追いつかなくなっているのが実情です。そのためSDGsのゴール12におけるターゲットでは、食品ロスを半減させることや、再生利用や再利用をすることによって、廃棄物を大幅削減することなどが挙げられています。

目標14「海の豊かさを守ろう」

海洋汚染は、今深刻な問題となっており、世界各国が一丸となって解決しなければならない課題です。ゴミを汚している原因にはさまざまなものがありますが、私たちに最も身近な問題が「プラスチックゴミ」です。

 

日本は、一人当たりのプラスチック包装の廃棄量が、世界で2番目に多いといわれています。ゴミの分別をきちんとすることや、過剰包装の製品を避けること、マイボトルやエコバッグを持ち歩くことなど、綺麗な海を守るためにできることを日頃から意識し、プラスチックゴミの削減に努めましょう。

私たちに取り組める3Rとは

3Rを実践する機会は、日常の中にたくさんあるものです。まずは、もっとも手軽に取り組みやすいリデュースから意識してみましょう。食べ物や商品を手に取ったときに「欲しい」という気持ちだけではなく、本当に必要なものかをしっかり見定め、不要なものを購入しないことが大切です。

 

また、消耗品は詰め替え用、簡易包装の商品を選ぶなどの工夫をして、ゴミを減らしてみてください。また、現代は安価な商品がたくさん出回っていますが、物によっては壊れやすく、買い替えなければならないこともあります。安いからという理由で飛び付かず、できるだけ長持ちするものを選んで大切に使用しましょう。

 

リユースは、フリーマーケットを活用することで、不要になった物が必要な人の手に渡り、ゴミ減量につながります。使用できなくなった傘や洋服などを材料にして、エコバックなどを作ることも立派なリユースです。

 

また、家庭内で資源ゴミをきちんと分別することや、古紙を資源ごみの回収に出すことは、身近なリサイクル活動だといえるでしょう。お子様がいるご家庭では、ゴミ箱に解りやすいマークをつけるなどして、分別の意識づけをしてください。

3Rの注意点

リサイクルやリユースは、環境に優しいアクションですが、加工の過程でエネルギーを必要としていることも事実です。環境に優しい製品だからといって、必要以上に購入することは控えましょう。環境への負担を軽減させるためには、ゴミの発生を出来る限り抑える「リデュース」を頭に留めたうえで、行動してください。

SDGsと3Rを意識して環境保全に取り組もう

本記事では、3Rについて解説しました。一人一人が、資源や環境の問題に意識を向けることで、消費行動は無理なく変えられます。SDGsと3Rを意識し、それぞれの立場でできることに取り組みましょう。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2019 大光物産株式会社. All rights Reserved.