不用品回収の費用相場を紹介!費用を安く抑える6つのポイント
不用品回収は不用品の種類や量、回収先などによって、費用が異なります。多くの不用品を処分するとなると費用も高額になるので、相場を確認してから依頼することが大切です。本記事では、種類別・トラック別に不用品回収の費用相場を紹介します。安く抑えるポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むための時間:3分
不用品回収先の種類と特徴
不用品回収を行っているところは主に次の3つです。
- 自治体
- 引越し業者
- 不用品回収専門業者
自治体
大きな不用品は、自治体の粗大ごみとして処分できます。自治体によって料金や申し込み方法は異なります。一般的には、電話やインターネットなどで事前申し込みが必要です。料金はコンビニや郵便局などで販売している「粗大ごみ券」等と必要な分購入し、処分したい物に貼り付けて回収してもらいます。または、地域の回収センターなどに自分で持ち込みできる自治体もあります。
引越し業者
大手の引越し業者であれば、不用品引き取りや買い取りサービスを行っていることがあります。ただし、引越しを利用する人に向けたサービスのため、不用品回収だけでは利用できません。また回収対象の不用品が限られていることも多いです。家電が中心の業者が多いので、家具などを回収してもらいたい場合は、対応しているか事前に確認したほうがいいでしょう。
不用品回収専門業者
不用品回収専門業者は、家具や家電、衣類など、さまざまな物を回収してくれます。自宅まで回収に来てくれ、解体作業が必要な物でも引き取ってもらえます。一気に不用品の処分をしたいという人にはぴったりの依頼先でしょう。
【種類別】不用品回収の相場
自治体と不用品回収専門業者の、不用品回収の種類別の費用相場は下表のとおりです。家具のサイズによっても料金が異なります。
品目 |
自治体 |
不用品回収専門業者 |
---|---|---|
テーブル |
600円~ |
2,000円~ |
ベッド |
600円~ |
5,000円~ |
マットレス |
200円~ |
3,000円~ |
タンス |
1,000円~ |
5,000円~ |
食器棚 |
600円~ |
5,000円~ |
種類別で比べると、自治体で回収してもらうほうが安く済みます。しかし、一度に多くの不用品を回収してもらいたい場合は、不用品回収専門業者の方が安くなるケースがあります。多くの不用品回収専門業者では、まとめて処分できるパック料金を採用しているからです。指定された量に収まれば何点でも回収してもらえるため、1つ1つの料金を気にする必要もありません。
【トラック別】不用品回収の相場
多くの不用品回収専門業者では、トラックの大きさによってパック料金を設定しています。不用品回収専門業者でのトラックの種類ごとの費用相場は次のとおりです。
トラックの種類 |
積載量 |
目安 |
料金相場 |
---|---|---|---|
軽トラック |
約1.5㎥ |
1人暮らしのワンルーム程度 |
15,000円~ |
2tトラック |
約4㎥ |
単身や2人家族の1LDK程度 |
33,000円~ |
4tトラック |
約8㎥ |
4人以上の家族の3LDK程度 |
60,000円~ |
また、この他にオプションサービスで料金が加算されることもあります。
家電リサイクル法で指定された物
家電リサイクル法は、廃棄する家電製品の部品や材料などのリサイクルを促進する法律です。この法律で指定されている、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目を処分する際には、リサイクル料金を支払う義務があります。不用品回収をしてもらうときにも、基本料金とは別に支払う必要があるので、予算に入れておきましょう。
不用品回収の費用を安く抑えるポイント
以下のポイントを意識すれば、不用品回収の費用を安く抑えられます。
- 不用品の分別をしておく
- 自分で処分できる物があれば処分しておく
- 不用品をまとめておく
- ベッドなど分解できる物は事前にしておく
- 複数の業者で見積もりをとる
- 自分で運べる物があれば、外に出しておく
- 繁忙期を避けて日程を決める
不用品回収費用は安いものではないので、事前準備を怠ると思わぬ高額請求につながる恐れがあります。予め知識を蓄え、かしこく依頼できるようにしましょう。
適切な料金で不用品回収を依頼しましょう
不用品の処分には費用がかかります。量によっては大きな金額になるため、相場を知って適切な料金で不用品回収を依頼しましょう。
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