～お掃除のコツ～ どうしよう！？染髪料、ヘアカラーの落とし方（完全版）
↑トイレ掃除のコツについての記事をまとめました！！↑
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この間、髪の色を戻そうと黒の染髪料を家の風呂場で使ったら、洗面台に染髪料の滴が飛び散ってしまっていました。
浴槽や床などに液が付着して、気づいてすぐ落とすのであればお湯でも落ちるのですが染髪料の性質上時間が経過して素材に浸透してしまうと落とすのは至難の業になってしまいます。
十分気を付けながらやっていたつもりなのですが・・油断していました。
めげずに落とせる方法を調べてみたところ、なかなか奥が深いようで人によって発信している情報に差異があるようなので当ブログである程度まとめてみることにしました。
××染髪料落としで失敗しないために××
【正しい道具×正しい場所×正しい方法＝正しいお掃除】
これはお掃除全般に言えることですが、汚れを落とそうとしてその汚れの付着した素材を傷めたり傷つけてしまっては本末転倒です。
一言で汚れを落とすといってもその過程にはいくつかの違いがあるのです。 いくつか例に挙げると・・・
①洗剤のチカラで落とす・・・界面活性作用や助剤の作用で汚れを落とす。
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②漂白剤のチカラで落とす・・・汚れの色素を分解して汚れを落とす。
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③研磨剤のチカラで落とす・・・汚れを物理的に磨き落とす。
これらの方法でも汚れが落ちない場合、
④汚れが付いた場所そのものを交換して新しいものにする。
数が大きくなるほど素材に与える影響は大きくなっていきます。②は塩素系のものだと素材そのものの色も脱色してしまいます。③は素材の表面を傷つける恐れがあります。
④は・・もはや掃除の範疇を超えてしまいます（笑）
また、一口にお風呂場といっても様々な材質から成り立っています。
アパート・マンションの浴槽・床はまずプラスチック製（FRP）ですが、お家によってはホーローであったり、大理石、タイルであったり。
これに洗剤自体の液性(酸性orアルカリ性)や道具は何を使うか（布巾かスポンジか硬いブラシかetc..当然硬いものほどしつこい汚れは落ちますが素材を傷める可能性も高くなります）
といった要素が絡んできます・・奥深いですよね。
失敗しない方法としては、洗剤パッケージの裏面に必ず注意書きや使ってはいけないところが記載されていますので使用前に必ずよく読んでから使って下さい。
強力な洗剤の場合、まず目立たないところに一滴垂らして様子を見てみるのもいいでしょう。
今回私が採用したのは除光液を使って落とす方法です！
百円均一ショップで売っている除光液
除光液内のアセトンという有機溶剤が素材表面の塗料を溶解することによってシミを除去します。
ネットで調べてみると、つけおきが有効なようですが長時間のつけおきは素材そのものを傷めてしまうためNGとのことでしたので、除光液をコットンに垂らし付着部分にテープで固定し5分程放置してみたところ・・・
→
完璧に落とせてはいないものの、だいぶ薄くなりました！！
一度で落ちない場合でも、何度か同じ手順を踏むことで落ちる場合もございます。
研磨剤入りの洗剤を塗布しこする、塩素系の漂白剤を使用するといった方法もありますが、素材への負担を（比較的）軽減できる除光液での除去を今回は紹介してみました！
今後も汚れが完全に落ちるまで当ブログで引き続きレポートしていきたいと思います。
６/6 追記
最後は、我が家にあった塩素系のカビ取り用洗剤を使用して汚れを落としました！！
汚れ部分に洗剤を塗布し、10分程漬け置きした後シャワーで流して完了。
・使用前に同じ材質の目立たない場所に洗剤を噴きかけて色落ち等しないかどうか確かめる
・長時間漬け置きしない
・刺激臭をあまり吸い込まないよう、お風呂場の扉を開け放し換気扇を付けた状態で洗剤を使用する、漬け置き中はお風呂場に長居しない
・つけ置き後はシャワーで念入りに流す
以上の事に注意しながら使用しました。塩素系の洗剤を使用する際はこれらの事に注意して下さい。
染髪料・ヘアカラーを落とせず困っている方は、是非ご活用ください！
また、塩素系洗剤はほかの酸性タイプの洗剤と混ぜると塩素ガスという大変有毒なガスが発生します。他の洗剤とは絶対に併用しない、連続して使用される場合は一度よく水で洗剤を流してから他の洗剤を塗布して下さい。また材質によっては 塩素系の洗剤を用いると脱色・傷みが生じる場合があります。使用前にラベル裏面の注意書き・使えるもの、使えないものの一覧をよくお読みいただいた上で自己責任でのご使用をお願いいたします。
参考サイト：
レスキューラボ 洗面台に落ちた毛染めをきれいに掃除する方法 | レスキューラボ (jbr.co.jp)
洗浄・溶解・接着等 お役立ち便覧 洗浄・溶解・接着等 お役立ち便覧 (sankyo-chem.com)